
「源平」の歴史
清酒「源平」の創業は江戸延宝元年(1673年)で、酒造業と漢方薬の販売を営んでおりましたが、現在は酒造業のみとなっております。
大野土井藩時代に大野屋の出店を藩より受け120石の酒類販売鑑札をもっていました。
江戸時代は藩御用達酒・万寿屋の酒として販売しておりました。大正11年度酒造見込み石数は北陸三件酒造家一覧表調べでは前頭に位置し528石となっております。
大正初期ごろには登録商標制度ができ、登録漏れで変銘の必要にせまられ新酒銘を「源平」と改銘いたしました。
清酒の良い味を表現する「甘」「辛」「ピン」と三拍子揃ったものが良質の酒とされております。その表現を含んで「源平」と改銘されたのであります。
平家の優雅さを甘味に、源氏の荒武者ぶりを辛味に、そして戦国の戦くさがピンと神経の引き締まりを感じさせます。
源平盛衰の昔物語を幻のごとく思い浮かべながらほんのりと究極に到達する感じを思い出させる味です。
文章と画像は能登印刷株式会社発行の『雪国の酒蔵 とっておきの85撰』より抜粋
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